2008年12月12日金曜日

赦しと回復の神様


ホセア1:1-2:1  
日本では古来から、妻を娶らば才長けて、見目麗しき、情け有とした。
つまり妻の条件は知性と美貌と情の深い女性が求められてきたのだ。
ましてや神学生らは将来の牧師夫人には信仰と知性といたわりと優しさを条件に見て祈り求めている。
そこで神学生は同級生との結婚が多いのである。

しかしホセアは神より強制的に遊び女であるゴメルと結婚させられた。
そのゴメルはその後、若い男と不倫をして家を出て、最後は捨てられ奴隷市場に売り飛ばされてしまう。
何が悲しくて波乱万丈な結婚生活をしたのだろうか。
結婚後に子供が生まれたら、名をイズレエルと命名された。
その意味は「破滅」である。

次女はロ・ルハマ、愛されない赦されないという名であり、3番目の長男にはロ・アミ、わたしの民ではない、神の民ではないという名が与えられた。
どこの親が自分の子に、破滅、愛されない、わたしの子ではないと命名することがあろうか。
神は神の僕ホセアにそのような名を与えながら、子ではなく当時の性的堕落した世に向かっての警告としたのだ。
海の砂のように増えたアブラハムの子孫への警告と祝福のことばである。
破滅する世に生きるユダヤ人らの中に一人の頭が与えられる。

そしてその頭に近づく者には神の子となる特権があたえられると約束されていたのだ。
それが「イズレエルの日」である。
肉と欲望と快楽の中から「イエスの日」に出会って、罪の赦しと永遠の命の誕生と神の子としての祝福に満ちた新しい旅たちがイエスの日の祝福である。

今までの嘲笑いと中傷と避難の目から解放されて、神と人から幸せ者と呼ばれる人となるのである。
このクリスマスの近づく中で、あなたは私たちの救い主であるイエス様に心からの賛美と感謝を捧げられますか!

           ハレルヤ、アーメン!              牧師 青松英明