2011年1月26日水曜日

獅子の口をふさいだ信仰 ダニエル書6:15-23

ダニエルはメディヤに占領された旧バビロンにて捕囚されていましたが、その神にあって祝福された才能で三大臣の一人に用いられるまでになっていました。しかし、ほかの二人の大臣は完全なダニエルの姿を憎み、おとしいれようと計画しました。王に取り入り王以外を拝むものは死罪にするという法律を制定したのです。しかし、信仰において絶対にぶれることの無いダニエルは全てを知りつつ窓をあけ、日に三度の祈願を主に捧げ捕まってしまいます。ダリヨス王はダニエルのことをかばい救おうとしましたが、王の制定したどんな法律も変えられないといわれ、獅子の穴投げ入れる命令を出さざるを得ませんでした。そして、穴に石をおいて封印したのち王は眠らずに断食して朝を待ちました。

朝になるとダリヨスは獅子の穴に行きダニエルにあなたの仕えている神はあなたを救ったかとよびかけます。そして、ダニエルは自分が主にあって何も罪の無いことを宣言し、自らが生き延びたことでダリヨス王の心を強く動かしました。

ダニエルは常に神に仕える人でした。神に仕えることで一点の曇りも無く前を見て歩める清く正しい人でいられたのです。そして、人を見ずに神を見て、与えられた事を、神のために行っていますから、王が犯した間違いを責めることもしませんでした。裁くのは神に任せているのです。

全てを神に委ねられる強い信仰は誰もが持てる程簡単な物ではないでしょう。しかし、もし委ねきれなかったとしても主、イエス・キリストを信じるものは必ず救われます。神の前に清くありましょう。たとえ、それに失敗してしまったとしても主を仰ぐものには必ず祝福が待っています。悔い改め、祈り。常に喜び日々をすごしましょう。アーメン!(N)